流れる川の底の砂

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映画感想:『ヒックとドラゴン』を見てきました

先週の土曜日に『ヒックとドラゴン』見てきたっす。

レイトショーでやってなくて、

でも見たいから見る!

と決意したら、たまたま『MOVIXの日』で1000円っした。なんてミラクル。


それはさておき、かなり面白かったっす。

なんといっても、ドラゴンのトゥースがかわいい!
仕草や性格、顔がネコっぽい。

でも、最初見たとき某ウナギ犬を思い出したのは秘密だ!
黒い体色とかね、上から全体を見たときのにょろっとした感じとかね、ウナギっぽいなーと……。


あと、見たのは2D吹き替え版だったんすが、主人公・ヒックの声優がすげぇぇぇぇぇぇぇ上手かったっす。
めさめさハマってました。
元のオリジナル版でヒックがどんな声で、どんな調子でしゃべってるのかはわかりませんが、きっとヒックが本当にいたらこんな声なんだろうな、こんな風にしゃべるんだろうなって思わざるを得なかったっす。

ヒックのちょっとヒネた物言いとかユーモアとか、100%演じ切ってたと思うっすよ。
他の声優さんもみんなイメージにあってたし上手かったけど、個人的にヒック役の声優さんがMVPっした。声優部門だけじゃなく、監督脚本その他もろもろ全部ひっくるめた中でもMVPあげたいくらいです。

ちなみにその声優さんは『田谷隼』って方です。
どっかで聞いたことのある声だと思ってたけど、全然知らない声優さんっした……。


他には、映像もすげーよかったです。
前に見た海外アニメ作品『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』のときも思ったことなんですが、いあ、もう、海外アニメほんっとすごいなと。

アニメっつーか、これは人形劇の進化形なんじゃないかって気がしました。
もう"絵"って感じじゃないんすよ。絵を立体にしたんじゃない、絵に奥行きをつけたんじゃない。

もはや"物体"といいますか、ともかく質感や存在感がすごかったです。
キャラは自在に動く人形か生き物みたいっす。
背景や建築物は遠目に見たら本物みたいっした。
映画の遠景だけのシーンを写真に落として、とある外国の風景ですとか言われたら信じるよ!>自分

一方で、船や家具なんかは本物というよりミニチュアっぽくて、その暖かみがキャラと馴染んでてよかったっす。人形劇を連想したのはそのせいもあるかもです。


というわけで、主人公・ヒックの演技と映画全体の映像だけでも、十分見に行ったかいがあったと思いましたー。


■以下、ネタバレを含む感想



ここからはネタバレありの感想なんぞ~。

ヒックのキャラや演技、映像の素晴らしさの一方で、お話の方はやや物足りない部分がありました。

いあ、十分面白いんすよ?
見てる間中、ずっと退屈しませんでしたし、ときにハラハラさせられましたし。

でも、終盤のボス討伐あたりからはびみょーだったかなぁと。
あのバカでかいボスドラゴンと正面切って戦う、しかも勝ってしまうことにいまいち説得力がなかった気がします。
ボスはもっと強くあって欲しいなと。
それでこそ、ボスを倒す主人公も輝くってもんすよ。


あと、説得力といえば冒頭でヒックがトゥースを捕まえたシーンもやや納得いかなかったり。

空駆けるトゥースにボーラを打ち込んで、それがあっさり命中て!
誰も姿を見たことがない、ってなトゥースをそんな簡単に捕まえられていいのかと。

確かにあのボーラ発射機(?)はヒックのオリジナルみたいだし、あれがあったからこそヒックだけが捕まえられたのかもしれないけど……うーん、やっぱあれそう簡単に命中するような代物でもないだろーと。

そこらへん、もうちょい仕掛けが欲しかったかもっす。

でもって、ヒックとトゥースが仲良くなる過程もそうっすね。
わりとあれよあれよと仲良くなってしまって、あっさりしすぎな気がが。

もっとじっくりねっとり、心を開き合って欲しかったなーと。

まぁ、序盤であんまり尺をとってもだれてしまうから、ってことなのかもしれませんが~。


それと、トゥースをフラップで操作するのはいかがなもんかと。
なんというか、“生命の尊厳”とかトゥースのプライドとかを侵してる気がするのです。
だって、トゥースの意志とはまったく関係なく飛行進路を操作されてしまうわけっすから。

そりゃ、馬みたいにハミをつけるのもなんか違うけどさ。
そこは友情でなんとかしろと。

そういや、ヒックは最後までトゥースのことを“ペット”扱いしてたのもひっかかったなぁ。

中盤でアスティが“ペットの命とバイキングの悲願どっちが大切なの?”みたいなことを言ったとき、“トゥースはペットじゃない”とは言わなかったし、ラストに至っては“ボクの村の自慢、それはペットがドラゴンだってこと!”とか言ってましたよね……。

ペ、ペットっていうなー。



と長くなってきたんで、あとは箇条書きで。

・ヒックのヒネた物言いやユーモアセンス大好きっす。

・仲間たち竜のりこなすの早いな!
 ヒック以上の才能だろ。

・でも、仲間たちがそれぞれスキルをいかして戦うのは熱いっすね!
・若い彼らこそ次世代のバイキングと。ドラゴンライダーと。
・それ、バイキング違(略)

・ボスドラゴンが蜂の女王みたいなものなら何か役割がありそうだけど、倒してよかったのか?
・ってか、児童書(?)が原作みたいだし、そこまで深く考えなくていいのかな。

・トゥースだけ獲物を奪わないドラゴンだったらしいけど、ボスへのお供えどうしてたんだろー。
 しょぼいだけで食われるのに。

・空飛ぶシーンすごかった。3Dで見たかったが、きっとすごくないんだろーなー……。

・竜訓練。ドラゴンがぞろぞろ出てきて笑ったっす。
 ドラゴンを捕まえること自体は難しくないのね…………。
 ヒックの立場はいったい。
・つーか、誰もドラゴンを乗りこなそうとしなかったと。敵でしかなかったと。
 そこを突き破れたことが、ヒックのすごさ、か。


以上。箇条書き終わり。


ラストについて、もうちょっとだけ書きまっす。

ラストはあれ、どうなんすかねー。

“丸ごとは助からなかった”、でヒックの右足が義足に!

一応、子供向け映画だと思うし、結構衝撃的なんじゃないかなぁ。子供たちには。


で、ラストまでいけばトゥースのしっぽ治るのかと思ってたら最後まで治らないのね。

そして、ヒックの義足とトゥースのペダルががっちりと。

あれか、人馬一体ならぬ人竜一体。
まさに2人で1人、二身一体と。

ヒックが丸ごと助からなかったことには合点がいったけど……うーんうーんうーん。





び、びみょー。


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  1. 2010/08/24(火) 21:57:23|
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【映画評】ヒックとドラゴン

バイキングの少年ヒックと傷ついて飛べなくなったドラゴン・トゥースの心温まる交流を描いたファンタジー映画。
  1. 2010/08/29(日) 08:41:49 |
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