流れる川の底の砂

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映画感想:『カラフル』見てきました

先週の土曜日に『カラフル』見てきました。

別の映画見に行ったときにっすね、この映画の予告編が流れまして。
一発で、これは見に行く! 見に行くしかない! と思いました。
予告編のバックで流れてた『僕が僕であるために』のカバー曲がね、もうね!
素晴らしすぎました。

どストライクですよ!

もともと尾崎豊が好きで当時よく聞いていたってのもありますが、女性ボーカルでカバーされたあの曲がこんなにも鮮烈な印象を与える曲に生まれ変わるとはねぇ。


で、映画の方はけっこう面白かったっす。

でもって、目当てともいえる『僕が僕であるために』なんすが……。
本編では全然流れませんで、あら? エンディングのみなのか、と。

まぁ、スタッフロールまでお預けか~とうずうずしながら待ってたら、ブルーハーツの『青空』のカバー曲が流れ出しまして。

え? なに? スタッフロールで2曲メドレー?

とか思いつつ、流れていくスタッフロールを眺めてたら、こんな一文が目に飛び込んできました。



『イメージソング:僕が僕であるために』



はい?

イメー……ジ?




え?

ええ?

ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!

騙されたぁ!!

いあ、たぶん予告編でも『イメージソング』って書いてあったんだろうけど……けど!

ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………………ぇぇぇ………………ぇぇ……………………あんまりだ。

つーか、なんでそんなもったいないことするんだよーう。
普通にメインテーマでええやん…………。


■以下、ネタバレを含む感想



というわけで、個人的に衝撃のラストっした。


まぁ、それはおいといて。
話の方はベタっしたねー。

テレビで流れてた予告編で主人公が、

『そうか、僕は殺人を犯したんだね』

ってセリフが入ってるものがあるんすが、これ聞いて私はこう思ったんすよ。


えーと、主人公の罪が殺人って、もしかして主人公の正体=自殺した“真(まこと)”本人?


はい、正解っした。
それくらいベタな話でした。

でも、それは見終わったからいえる話で実は見てる間は、鬱な展開に話が転がるんじゃないかとどきどきする場面がけっこうあったっす。

たとえば、真が神社で不良に襲われて靴を奪われたシーン。

それまでのシーンで早乙女がさかんに、「いいなー」と靴をほめてたからもしかしてヤツが黒幕なのかなと。
偶然不良に絡まれた風で、その実早乙女が真の靴を狙って……などとどきどきしたり、真のお母さんがどんどん追い詰められていって、真の父が「母さん、もう限界だぞ」と真を諭したシーンでは、正直"間に合わない"のかなと。
真も弱っていく母に気づきつつ、でも行動を起こすまではいかなくて……結局、"間に合わない"展開が待ってるんじゃないかとどきどきしました。

さらにラストの屋上でプラプラが真相を明かすシーンでも、真が自分の"罪"に気づいて修業が成功したと見せかけて、実はプラプラは悪魔で「じゃあ、魂を回収します! え? 天使だなんて一言もいってないけど?」とかいい出すんじゃないかとどきどきしたっすよ!

まぁ、全部私の杞憂だったわけですが……!
おかげで(?)で退屈せずに全編を見ることができましたー。

ただ、見ててよくわかんないシーンや不満に思うシーンもいくつかありました。

たとえば、早乙女と辿った電車の廃線巡りで、終点駅跡付近で挿入された電車のイメージ映像(?)の意図とか。

つーか、あれは廃線を免れた路線の電車で終点駅付近から出てるのかなーと思ってました。
じゃないと、終点駅付近まで歩いてきて、また歩いて元来た道を引き返すとかだるすぎるし、と。

すみません、出不精の発想ですみません。


あと、母親をやたら毛嫌いする主人公にちょっと感情移入できませんでした。
終わりまで見れば真本人だったってことである意味納得なんすが、物語の順序的には他人の魂で母親に対する感情はフラットなはずなんすよね。
それがやたら母親に辛くあたるもんだから、なんだかなぁと。
主人公のその行動に、いらっときて好きになれませんでした。

他にも、ひろかについてはもっと深く突っ込んだオチをつけて欲しかったっすね。
確かに人間は多面性のある生き物で、いろんな“色”をもってていいとは思うけど、ひろかはたぶん今も援助交際を続けてるだろうし、それを“カラフルでいいんだ”と投げちゃっていいのかなーと。
主人公はもっと深く、真っ正面からひろかと向き合ってもよかったんではー?
片想いの相手なんだし。

つーか、ひろかが「あたし、ヘンなの」って言い出したとき、妊娠とか病(略)

いあ、そこまでいくと中学生の真に受け止めきれる問題でもないっすが。


声優についてはみんなよかったっす。
真やプラプラ含めて。

あの2人のへたうま加減は狙ったものなんだろうし、ある意味“映画”っぽいなーと思ったり。
昔っからアニメ映画といえば、俳優が声をあててびっみょーなことになってましたよね……。



違和感ある声や演技はもはやアニメ映画の伝統なんだよっ!

な、なんだっ(略)

でも、駄菓子屋のシーンで『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんと風間くんの声優さんが出てて、それだったらプラプラ風間くんでいいやんと思ったのは秘密だ!
正直、凄まじく合うと思う……。

俳優組のキャストはあれだ。
高橋克美が上手かったけど、高橋克美だなーって。
どうしても本人の顔が浮かんでしまうっすよ。


ま、ま、感想はそんな感じでしょうか。
なんだかんだいって、わりと泣けたし、ベタ展開や鬱展開を心配しつつも最後は収まるところに収まってほっとしたりして楽しい映画っした。


あと、最後にこれだけはいっておきたい。







お兄ちゃんはツンデレ。


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テーマ:カラフル - ジャンル:映画

  1. 2010/08/28(土) 01:36:26|
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ヒューマニズム
  1. 2012/08/20(月) 10:31:42 |
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